タヌキれぽーと✍️

投資家タヌキによる資産運用に関するブログです。株式投資、キャリア、REIT、不動産。

これだけは覚えてきたいワード集(株式編)

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株式投資を行う上で頭に入れておきたいワード集です!CFAやCMAの勉強の際にもお役立て下さい!

 

内容は更新していく予定です。

 

 

ア〜オ


アウト・オブ・ザ・マネー
・・・オプション取引で本質的な価値を有していない状態。行使価格と原資産価格との関係において、オプションの買方が権利行使をした場合に損失が発生する状態

 

アメリカン・タイプ・オプション・・・オプションを取得した当事者が相手方に対して、権利行使期間なら、いつでも権利行使ができるオプション取引のこと。

⇄ヨーロピアンタイプオプション

 

イールドカーブ・・・債券の残存期間(満期までの期間)と利回りの関係を表すもの。イールド・カーブの形状は、経済状況や金融政策、財政政策、将来の期待によって、水準や傾き、曲率が変化する。

 

イン・ザ・マネー・・・オプション取引において、本源的価値が0より大きい状態をいいます。行使価格と市場価格との関係において、オプションの買方が権利行使をした場合に「利益が発生する状態」

 

インタレストカバレッジレシオ・・・会社の借入金等の利息の支払能力を測るための財務指標で、金融費用に対する事業利益の比率(倍率)をいいます

式)インタレストカバレッジレシオ=事業利益/支払利息 

※10倍を超えていれば健全

カ〜コ

為替レート決定式・・・

「円ドル為替レートの最終値=均衡レートの対数値+日米の実質金利差ー日米の累積経常収支黒字」

 

固定長期適合比率・・・固定資産への投資が自己資本で賄われているかを確認する指標

式)固定資産÷(自己資本固定負債)×100

※100%より低ければ安全とされる。

 

コーラブル債・・・債券の発行体が予め決められた特定日に、債券を投資家から買い戻すことにより繰上償還できる権利が付いた仕組み債

市場金利が低下したときに途中償還される可能性が高くなる。

 

 

 

コール・オプション・・・オプション取引において、買う権利のことをいいます。これは、オプションの権利内容による分類で、ある対象の原資産を将来のある一定期日に、その時の市場価格に関係なく、予め決められた一定価格で購入することができる権利

 

コンベクシティ(Convexity)・・・金利の変動と債券価格の関係を、できる限り実際のものに近づけるために曲線で表したもの。

 

サ〜ソ

 

 

財務レバレッジ・・・借入金や社債などをテコ(レバレッジ)として使うことで、自社の総資本が自己資本の何倍となるかを表したもの。自己資本比率の逆数

式)財務レバレッジ=総資本/自己資本

 

企業価値EBITDA倍率・・・企業価値/EBITDA

企業価値=株式時価総額+有利子負債、

EBITDA=減価償却費+営業利益

 

 

 

サステイナブル成長率・・・企業の収益性をベースに今後の成長率を予測する時に用いる指標。

式)サステナブル成長率=ROE×(1-配当性向)

※1-配当性向=内部留保

 

残余利益モデル・・・株主に帰属する企業価値を、会計利益を用いて算定するモデル。株主に帰属する企業価値を、会計利益を用いて算定するモデル。 

残余利益=純利益ー(期首自己資本×要求収益率)

 

事業利益・・・事業から来る利益

式)事業利益=営業利益+受取配当金+受取利息+持分損益

 

 

 

私募・・・特定の投資家だけを対象にして証券への投資家を募ること。基本的に50人未満の投資家に限って投資に加入させることを指すが、50人以上でも適格機関投資家だけを対象に勧誘し、一般投資家に販売される恐れが少ない場合でも私募と見なされることがある。

 

修正デュレーション・・・金利がある一定の割合で変動した場合、債券価格がどの程度変化するのかを表すもの。

 

スプレッド・・・ROA-負債利子率。

 

ソブリン債・・・各国の政府又は政府関係機関が発行し又は保証している債券のこと。

 

タ〜ト

 

定率成長モデル・・・定率成長モデルは、将来得られる配当が一定の成長率で増加していくと仮定したモデル。

 

デュポンシステム・・・ROEの3分割の方法。

式)ROE= (当期純利益/売上高)×(売上高/総資産)×(総資産/自己資本)

 (当期純利益/売上高)=売上高当期純利益率(利益マージン)

(売上高/総資産)=総資産回転率

(総資産/自己資本)=財務レバレッジ

 

デュレーション・・・債券を保有することによって利子および元本を受け取ることのできるまでの期間を加重平均したもののこと。

 

当座比率・・・当座資産を流動負債で割って計算し、会社の安全性を見る指標

式)当座比率=当座預金(現金及び預金+受取手形及び売掛金+有価証券)

ハ〜ホ

パーイールドカーブ ・・・債券投資において、複利ベースの利付け債の最終利回りのこと。

 

ブックビルディング方式・・・ブックビルディング方式とは、需要積み上げ方式とも呼ばれ、引受証券会社が、新たに公開予定である企業の株式の公開価格を決定する際、既公開銘柄の公募増資や売出しに際して発行価格や売出価格を決定する際、転換価格の市場価格からのアップ率を決定する際などに使われる方式のこと。新規公開株式の初値が高くなりすぎるのを抑えるのに効果的。

 

プットオプション・・・オプション取引において売る権利のことをいう。これはオプションの権利内容による分類で、原資産を将来のある一定期日に、その時の市場価格に関係なく、予め決められた一定価格で売却することができる権利を指す。

 

マ~モ

マコーレーデュテーション・・・利付債のキャッシュフローの残存期間を現在価値により加重平均したものであり、利付債の金利変化に対する感応度を与える。

 

ラ〜ロ

 

ライツイシュー・・・既存株主に新株予約権を無償で割り当てて資金調達する制度。

 

レポ市場・・・ 債券の現物を貸借する場所。

 

ヤ〜ヨ

 

ヨーロピアン・タイプ・オプション・・・権利行使日にだけ権利行使ができるオプション取引のこと。

 ⇄アメリカン・タイプ・オプション

 

 

 

 

A~E 

 

BPS(Book-value Per Share )・・・一株あたり純資産。BPSが高ければ高いほど企業の安定性は高い。

式)BPS=純資産÷発行済株式指数

 

CAPM(Capiral Asset Pricing Model)・・・資本資産価格モデル。個別株式が持つβ値から、その株式に投資をしている投資家がどのくらいの収益率を期待するのかを関係づけたフレームワーク。 

 式)E(r)=rf+β(rM-rf) 

E(r):任意の株式の期待リターン、rf:リスクフリー・レート

β:任意の株式のβ値、rM-rf:マーケットリスク・プレミアム

 

EPS(Earnig Per Share)・・・一株あたり当期純利益

式)EPS=当期純利益÷発行済株式総数

 

EVITDA・・・税引前利益に支払利息、減価償却費を加えて算出される利益。

 式)EVITDA=営業利益+減価償却

 

(参考)企業価値EVITDA倍率=(株式時価総額+有利子負債ー現金・預金)÷EVITDA

 

 

F~J 

FCFE(Free Cash Flow for the firm)・・・フリーキャッシュフロー株主が潜在的に分配できる、企業が生み出した現金の額。事業に必要な投資が行われた後、そして配当される前に株主が自由に使える資金量を表すことになる。

式)FCFE = 純利益ー{純投資-(1-負債)}

減価償却費については、実際の現金支出を伴っていないのでFCFEに加えられる。

 

K〜O

 

NPV(Net Present Value)・・・正味現在価値。投資する対象の事業、プロジェクトが生み出すキャッシュフロー現在価値(DCF)の総和。投資を決定するための評価指標の1つ。

 

O 〜R

 

ROA(Retorn On Asset)・・・総資本事業利益率。企業に投下された総資産が利益獲得のためにどれほど効率的に利用されているかを表す。

式)ROA=(当期純利益÷総資本)×100

 

 

ROE(Retorn Of Equity)・・・自己資本利益率

式)当期純利益÷自己資本

※純利益にに非支配株主持分が含まれる場合、それを純利益から徐する必要がある。

 

PBR(Price Book-value Ratio)・・・株価純資産倍率。株価が純資産に対して何倍まで買われているかを表す指標。

 

PER(Price Earnig Ratio)・・・株価収益率。指標として15倍以上であれば割高。15倍以下であれば割安と見るのが一般的。

式)PER=株価÷1株あたり純利益(EPS)