星野リゾートリート投資法人徹底分析❗️❗️
※本記事は情報提供を主たる目的としたものであり、投資手法を紹介したり特定の銘柄を推奨するものではありません。個々人の投資に関しての責任は一切取りかねますのでご留意ください。
今回は星野リゾートリート投資法人(以下、HRR)・銘柄コード3287の分析を行う!!
星野リゾートリートについて
(スポンサー)星野リゾート株式会社
(資産運用会社)星野リゾートアセットマネジメント株式会社
(投資アセット)ホテル
(資産総額)1656億円
※2021/4時点
HRRの大きな特徴は以下の2つであろう。
・「星のや」「リゾナーレ」「界」といった星野リゾートブランドのホテルが50%を占める。
・HRRができたことで星野リゾートは物件の売却先確保&運用面でのリスクを排除でき、開発スピードをあげることができた。
2021/4期決算
HRRの直近2021/4期決算内容については以下の通りである。
営業収益:4,591百万円(-23.8%)
当期純利益:1,466百万円(-48.6%)
分配金:6,406円(-48.2%)
※ ()内前期10月期比
2021年4月期は当期純利益・分配金ともに10月期より半減する厳しい結果になった。
4月期末決算が厳しくなった理由は次の通り
・売上連動物件は2021年3月まで、利益連動物件は2020年11月までのコロナ禍による減収を反映していたため、売上が半減した。
コロナ禍の影響で、ホテル業界に大逆風が吹く中、この決算結果は仕方ないことであろう。
そのような環境下でも、物件入れ替えや公募増資を実施したことで予想比より増益を果たし、さらに他のホテルリートが前年比90%の分配金減少を行なった中で約50%の分配金減額は立派だと思う。
総括
最後にチャートの確認をする。
(参考)HRR10年チャート
※Yahooファイナンスより 6月15日時点
配当利回り:1.99%
株価はなんとコロナ前から10万円以上高いレンジで推移している。
この高い株価の背景には、やはり他のホテルリートに比べてもコロナ禍の影響が緩和できたことやアフターコロナでのホテル需要、特に「星野ブランド」のホテルへの期待の高まりの表れであるだろう。
今後の投資口価格動向のポイントは、アフターコロナを迎えるにあたり、今の高い投資家の期待にあった実績を叩き出せるかどうかである。
「星のや」ブランドのホテルはその期待に応えられるポテンシャルを有していると個人的に思っている。
※本記事は情報提供を主たる目的としたものであり、投資手法を紹介したり特定の銘柄を推奨するものではありません。個々人の投資に関しての責任は一切取りかねますのでご留意ください。