ロードスターキャピタル徹底分析❗️❗️
※本記事は情報提供を主たる目的としたものであり、投資手法を紹介したり特定の銘柄を推奨するものではありません。個々人の投資に関しての責任は一切取りかねますのでご留意ください。
今回はロードスターキャピタル(東証1部、銘柄コード3482)について分析する!!
ロードスターキャピタルについて
ロードスターキャピタルは不動産会社であり、主な事業は以下の通りである。
・クラウドファンディング事業
・コーポレートファンディング事業
・仲介コンサルティング事業
・アセットマネジメント事業
以上の4つの事業があるが、最も知名度があり、主力である事業はクラウドファンディング事業である。
それがこちらの「OwnersBook」である。
不動産クラウドファンディングとは小口で不動産に投資できるような仕組みである。
OwnersBookでは、スマホ1つで簡単にでき分かりやすいため、不動産クラウドファンディング業界で最も知名度が高くなっている。
今では、不動産1物件の募集が始まると1~2分でのスピード完売であるという盛況ぶりだ。
2022年第1四半期期決算内容
ロードスターキャピタルは12月末に本決算を締めるため、4/30には第1四半期の決算発表があった。その第1四半期決算について分析する。
売上高:3,203百万円(-25.0%)
営業利益:994百万円(32.3%)
経常利益:926百万円(35.0%)
当期純利益:587百万円(39.7%)
※ ()内前年度比
売上高以外は当期純利益も順調に伸び、良い第1四半期決算であったと言える。
売上高が悪化した理由と営業利益・当期純利益が良好だった理由は以下の通りである。
・不動産売却数が1件のみであり、前期に比べれば減少した。
・不動産クラウドファンディング事業については増収。
不動産会社は売上高が物件売却の時期によって変わるため、今回の売上高の減少は特にネガティブなことではない。主力の不動産クラウドファンディング事業も順調に伸びてきており当期純利益が続伸したことは非常に良いことである。
株価分析及び今後について
最後にロードスターキャピタルの直近の株価について分析していく。
(参考)上場来チャート
※Yahooファイナンスより
時価総額:22,366百万円
配当利回り:2.78%
PER:5.37倍
PBR:2.17倍
コロナショックで400円台まで沈んだ株価も今では復活し1,000円台はキープしている。
だが、PERが5.37倍と割安指標がPER15倍以下だと考えると割安感があり、ロードスターキャピタルのマネジメント層はこの株価の割安感を説明会で嘆いていた。
当期純利益は右肩上がりであるため、もう少し評価されてもいいとは個人的にも思うが、ロードスターキャピタルの高い将来性についてうまく市場に伝わっていないのだろうか。
今後、今低評価に沈んでいるロードスターが評価されるには次のことが必要になってくるだろう。
・「OwnersBook」のさらなる拡大
・マザーズ市場からの鞍替え
・日本における不動産市場の安定的な推移
不動産クラウドファンディングについてはREITとともに期待しているため、ロードスターキャピタルには日本の不動産クラウドファンディングをこれからさらに引っ張ってほしい。
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