決算総点検〜The road to 億り人〜
※緊急事態宣言最中の渋谷
GWが終わり、企業の本決算発表が本格化してきた。ここで毎週のトレード記録とともに、持株の決算に対する書簡も述べていきたい。
今週のトレード記録
資産総額 59,248,305円 (前週比＋664,518円)
(in)リゾートトラスト（200株）1672円、カーニバル(500株)25.62$
(out)ADワークス(1000株)+8,000円
今週はGW明けで２日しか相場が空いていなかったが数トレードを実施。
今週は緊急事態宣言による感染者数減少への期待からアフターコロナ銘柄が買われ、今週は全体的に上昇し、5月は幸先の良いスタートになった。
ただ、今週末は1,000人超えの感染者数で感染者減少の兆しが見えないため、来週は再度の下落を覚悟している。
値上がりが期待できないと思った不動産株ADワークスを全株売却し、アフターコロナ銘柄主力のリゾートトラスト・カーニバル株を取得した。どちらもチャートから見て、買い場に来たと判断してからの取得であった。
持株決算総括(ANA,千代田化工)
ANAホールディングス決算について
2021/3期決算内容
売上高：7286億8300万円（前年比-63.1%）
営業利益：▲4647億7400万円
経常利益：▲4513億5500万円
純利益：▲4046億2400万円
ANAは直近1週間前にinした銘柄だ。流石にかなり厳しい決算になっている...
しかし、今期に関しては明るい見通しがなされている。
今期の見通しを未定としたJALに対して、ANAは今期黒字化という数字を出してきた。
機材や人件費を売却し、徹底的にコストを削減したため、徐々に客が戻ってくるであろう。
ホールドを継続したい。
千代田化工決算について
2021/3期決算内容
売上高: 3,153億9300万円 (前年比−18.3%)
営業利益:70億1500万円 (前年比−73.8%)
経常利益: 84億6200万円(前年比−54.6%)
当期純利益:79億9300万円 (前年比−34.4%)
正直、実績も今期予想も微妙な数字であった。
私が気になった点は決算発表と同時になされた、剰余金の配当というものであった。
これは、経営難に陥っていた千代田化工を再建させようと三菱商事が発行した優先株への配当を行うという発表であった。
このプレスリリースに対して、私のような一般株主は千代田化工が今後も利益をあげても三菱商事の食い物にされ続けないかという心配が出てくる。まぁ、優先株なので仕方ない面もあるが...
巨額の赤字が発生して以降、事業自体の魅力は感じており投資を続けてきた会社であるが、今後も三菱商事のもとに置かれ、利益が吸い上げられるスキームが継続するようであれば投資をやめようと思う。
※本記事は情報提供を主たる目的としたものであり、投資手法を紹介したり特定の銘柄を推奨するものではありません。個々人の投資に関しての責任は一切取りかねますのでご留意ください。
