タヌキれぽーと✍️

投資家タヌキによる資産運用に関するブログです。株式投資、キャリア、REIT、不動産。

タヌキ投資哲学8箇条

今回は私が投資で大切にしている8箇条について紹介する。

 

タヌキ投資8箇条

  1. 運の要素を最大限に排除する分析を
  2. 株価への少しの違和感を感じる
  3. タラレバは厳禁
  4. 美人投票」であることを意識する
  5. 決して願望を持ってはいけない、事実で語れ
  6. 会社を応援する気持ちを持つ
  7. テクニカルに偏りすぎない
  8. 大衆の裏をかく、その勇気を持つ

 

 

 

 

以下で1つずつ説明する

 

 

1.運の要素を最大限に排除する分析を

 

投資というものは運に左右される。トレンドの変化、天災、不祥事....

そのようなものは何も予測できず、投資とは不確実の中で行うものである。

しかし、それらの運の要素を排除するために、徹底的に銘柄や業界の分析を行うことが投資における最も大切なものである。

運の要素は徹底的に排除しなければならない。

 

2.株価への少しの違和感を感じる

 

 株価にはファンダメンタルズ(適正価値)というものがあるが、常に株価はファンダメンタルズに収斂しない。企業価値と投資家の期待は常に一致しないためである。その差が発生しているため、トレーダーというものが存在するのだ。

 そのため、自分が投資している株で、株価が「あれ?割安だな?」という不思議な気持ちが湧いたら、その直感を忘れないでほしい。

 

3.タラレバは厳禁

 勝負事にはタラレバは厳禁である。

トレードの世界でも、高値まで上がった株を見て「あぁ、買っておけば良かった。」

塩漬けになった株を見て「あぁ、売っておけば良かった。」などと思うことは何度となくあるだろう。しかし、そんなの気にしていたらキリがない。

 トレードも勝負の世界。タラレバは厳禁である。

 

4.「美人投票」であることを意識する

 かの有名な経済学者ケインズ株主は美人投票であると言った。

株価は自分が上がると思っているから上がるのではなく、大衆が上がると考えるから上がるのである。

 常に自分の主観だけでマーケットを考えない。大衆の思うこと、トレンドを見逃さないことが重要である。

 

 

 

5.決して願望を持ってはいけない、事実で語れ

 マーケットには常に事実を目を向けていなければならない。決して自分の考えていること、なって欲しいように世の中は動かない。

 「Want」ではなく、「Fact」でよって語ることを心がけよ。

 

 

6.会社を応援する気持ちを持つ

 

 これはアメリカでは主流な考えである。アメリカ人は投資する目的として「企業を応援する」ということが大きく、企業そのものの事業を理解し、事業そのものを楽しんでいる。

 日本人は配当だとか株価だとか金儲けばかりに目を捉われている。投資した際には、その企業と生死をともにするつもりで、そしてその企業の事業を共に楽しむという心構えを持ちたい。

 

7.テクニカルに偏りすぎない

 私はテクニカル分析というものが嫌いだ。株というものは、チャート形状は本質ではなく、事業そのものに本来は目を向ける必要がある。

 あまりテクニカル分析を重視しすぎることなく、事業の数字、将来性、そして魅力を感じて投資して欲しい。

 

 

8.大衆の裏をかく、その勇気を持つ

 個人投資家で勝てる割合はわずか3%であると言われている。そのため、大衆と同じような考えで投資をしてはいけない。

 株は熱狂のときに売り、悲観のときに買うのである。

 その勇気を持つことは難しいが、それをやらなければ大きなリターンは得られない。