タヌキれぽーと✍️

投資家タヌキによる資産運用に関するブログです。株式投資、キャリア、REIT、不動産。

トレード日誌(アフターコロナ復活する産業・しない産業)

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※本記事は情報提供を主たる目的としたものであり、投資手法を紹介したり特定の銘柄を推奨するものではありません。個々人の投資に関しての責任は一切取りかねますのでご留意ください。

 

 

 

 コロナで復活する産業・しない産業

 

 先週、ニッセイ基礎研究所から次のようなレポートが発表された。

 

www.nli-research.co.jp

 

本レポートは、米国が経済再開をするにあたって、主に第一四半期での業種別業績をまとめたものである。

 

結論から言うと、コロナ前の2019年に迫るまで業績を回復した業種は以下の通りである。

 

  • レストラン
  • 航空業

 

逆に2021年第一四半期の実績が、2019年の水準までかなりの差があった業種は以下の通りである。

 

  • オフィス
  • 映画

 

個人的には今回の結果は非常に頷けるものであった。

 

いわゆるアフターコロナの時代はポストコロナと変わらないもの変わるものが出てくると思っている。

 

逆に、コロナ禍で失われたものの重要性が再認識され、アフターコロナで需要が上がるものも出てくるであろう。

 

私は、それが観光外食であると思っている。

 

観光は実際に現地に行って感動を覚えるものであり、外食もレストランの中で食べる雰囲気や誰かと同じ空間で食べることに価値が見出される。

それは決してバーチャルでは生み出されるものではないためアフターコロナでは復活してくると思っている。

 

逆に、コロナ禍によりリモートワークの便利さが認識されたことによりオフィスが、そしてサブスクで見ることが定着したことで映画業界は引き続きアフターコロナでも苦戦を強いられると考えている。

 

米国は日本より、ワクチン接種が進み、一早く経済再開が進んだ国である。

米国も日本も足元では感染拡大が進んでおり、予断を許せない状況が進んでいるが、日本でもワクチン接種率が今よりも進み、感染爆発が収まれば、経済再開の道筋は開ける。というか開かなければならない。

 

その際、今回の研究結果を言うのは非常に参考になるであろう。

 

 今週のトレード成績

今週の私の資産総額とトレード記録は以下の通りである。

 

 

資産総額 57,402,236円 (-754,566円

 

(参考)タヌキ資産総額

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※筆者作成

 

 

〈今週のトレード内容〉

(in) JR九州 2,382円 500株、DDホールディングス 444円200株、

ANAホールディングス 2,502円 200株

 

 

(out)総医研200株   -33,600円、一家ダイニング500株-9,500円

  日興A リート1200口 +736,600円ヤマダ電機509円 500株、+3000円

  日本駐車場開発2000株、+31,000円

 

・感染急拡大でアフターコロナ銘柄が下げていたため、JR・航空・飲食株をそれぞれ仕込んだ。

・先週、1Qの決算が悪かった総医研を売却。

一家ダイニングについては外食株の復活が予想以上に長そうだと考え売却。

日興Aリートに関しては昨年のJ-REITの暴落時に900円台で買い入れたため、けっこうな利益が出た。長期保有予定であったが、他のアフターコロナ銘柄に資金を移すため売却。

 

 

タヌキ所感

デルタ株蔓延で全国的に感染爆発が起こりポートフォリオは大損害になっている。

個人的にも非常に厳しい展開が続いていてモヤモヤした展開が続いており、どんどん萎んでいく資産を見るとどんよりとする。

 

コロナは終息するどころか勢いを増し、もうアフターコロナなんて来ないんじゃないかという気分にもなる。アメリカや中国でも今は感染拡大しているというが、これらの国はワクチンの普及が早く、第一四半期には感染拡大が緩み、ペントアップディマンドを経験している。

しかし、日本はワクチンの普及が遅れ、年内ずっと緊急事態宣言で、そして今の悲惨な感染拡大の状況がある。

 

政府の失策は間違いないのだが、そんな政府を選んでいるのは我々国民だし、ほんとに絶望的な国だとしみじみと思う。

 

ただ、コロナとは共存していくとは思うし、今苦しんでいる産業は報われる日が遅かれ早かれ来ることは信じている。その日をただひたすら待ちたい。

 

 

※本記事は情報提供を主たる目的としたものであり、投資手法を紹介したり特定の銘柄を推奨するものではありません。個々人の投資に関しての責任は一切取りかねますのでご留意ください。