総裁選・高市氏に抱く期待(トレード日誌)
※本記事は情報提供を主たる目的としたものであり、投資手法を紹介したり特定の銘柄を推奨するものではありません。個々人の投資に関しての責任は一切取りかねますのでご留意ください。
今週のトレード日誌は、トレード記録に加えて総裁選で期待する高市氏について述べたいと思う。
総裁選・高市氏に抱く期待
迫り来る自民党総裁選。9月3日に菅首相が立候補しないことを突如表明し、新しい首相が誕生することとなった。
菅総理の総裁選不出馬発表日に日経平均は2%上昇...皮肉なものだが、これがマーケットの素直な判断であろう。
次の総裁選の候補者には、岸田氏(最有力)、河野氏などがいるが、私が最も期待している人物は高市氏である。なぜなら、彼女はアベノミクスがなし得なかった物価2%上昇やデフレ脱却をより本気に、具体的に実現しようとしてる。マーケット的には彼女が総理になるのが最も好感され、実現すれば日経平均バブル最高値3万8957円44銭も夢ではないためである。
高市氏は前首相・安倍晋三の側近の1人であり、「アベノミクス」に感化されている。
私自身、アベノミクスは長年日本を悩ませてきたデフレを脱却するというテーマを掲げ、市場に分かりやすい経済成長戦略を見通した点で、非常に評価されるべき政策だと思っている。
ただ、3本目の矢の民間投資を喚起する成長戦略がうまく刺さらなかっただけで大胆な金融緩和と機動的な財政支出はうまくいった。物価2%の目標もあと少しであったと思うが、新型コロナウイルスに阻まれた感じはある。
高市氏は安倍氏の意思を受け継ぎ、日本の成長戦略の再重点課題としてデフレ脱却をより具体的に、より積極的に行う経済ファーストの政策を決意している。
日本史を見ても、高橋是清や田中角栄といった経済ファーストを掲げる首相がこの国に革新をもたらしてきた。まず、この国の癌であるデフレを脱却し、国民全体の賃金を上げていくことが経済復活への道筋だ。それを実現する次期リーダーが待たれる。
今までの国会では、モリカケ問題や菅総理の息子問題などどうでもいいことで与野党が足を引っ張り合ってばかりいる割には、早急に解決しなければいけないデフレ脱却や財政赤字縮小の議論は非常に曖昧な印象を受けている。
これからの政治は、より日本経済、特にデフレ脱却を再重点課題と位置づけ、建設的な議論を重ねていく必要がある。その総理としては高市氏が適任だと考えている。
そんな高市氏の著書が出ているが、彼女の政治に対する思いや経済政策の考えを深く知れるのでおすすめである。
今週のトレード
今週のトレード結果は以下の通りである。
資産総額
58,771,809円 (+1,043,562円) +1.8%
・8月月間当落+1.6%
(参考)tanuki資産総額
(in)なし
(out)なし
(監視継続銘柄)スペースマーケット、JIA、ベルトラ
(トレード根拠)
・今週は日経平均が大きくジャンプアップした週であり、まだ上げ余地はあると思い、トレードはしなかった。
タヌキ所感
完全に感染者数がピークアウトしたことや菅総理辞任による日経平均上昇の影響を受け、保有資産も続伸。
日経平均よりもパフォーマンスが悪かったのは、今週のJR西の増資発表を受けてアフターコロナ銘柄に悪影響があったことも原因の一つであろう。
今後も感染者数の増加は可能性としては大いにあるため、前回の反省を以下し、また感染の増減を見てポートフォリオバランスを整えていきたい。
※本記事は情報提供を主たる目的としたものであり、投資手法を紹介したり特定の銘柄を推奨するものではありません。個々人の投資に関しての責任は一切取りかねますのでご留意ください。