タヌキれぽーと✍️

投資家タヌキによる資産運用に関するブログです。株式投資、キャリア、REIT、不動産。

コロナ後の世界を織り込む〜タヌキの投資戦略〜(3月版)

私は普段、不動産研究がメインであるが、個人投資家としても活動しているため、本記事では相場観全体について書かせていただく。

 

※本記事は特定銘柄や投資手法を教示する記事ではなく、投資についての私の考えについて述べ、紹介するものです。個々人の投資リスクに関しての責任は取りかねます。

 

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一都三県では緊急事態宣言が延長され、どうやら昨年に続き今年も桜を楽しめなさそうだ。

 

 

まさかの緊急事態宣言の延長に、私個人的には憤りを感じていた。

 

 

飲食店やホテル業の皆さんは、緊急事態を越えれば客の戻りが期待できると思い、頑張っていたので梯子を外された気分であろう。

 

 

ともかくも医療体制が逼迫している中でも政府の臨機応変の舵取りは難しいものはあると思うが、今回の2週間の延長に科学的な根拠がないとは・・・。

 

 

 

 

前回記事では、金融緩和相場の終わりによる相場の下落に対し、アフターコロナ銘柄が勝るという予測を立てた。

 

investor-tanuki.hatenablog.com

 

 

結果は、2月下旬まで金融緩和による相場が継続し、日経平均は30,000円を超えた。

 

その中でも旅行、運輸、飲食といったアフターコロナ銘柄の上昇が活発であった。

 

ワクチンが普及していくにつれこれらの業種の売上が戻るにつれ、今後もアフターコロナ銘柄への資金流入は続いていくであろう。

 

 

 

 

直近では、景気回復を見越した米金利の急上昇から日経平均のボラが高くなっている。

 

 

コロナの変異種が大暴れしない限り、コロナも終息に向かっているため、今後も金利は上昇トレンドを描くであろう。

 

 

つまり、今市場は金融相場から業績相場の過渡期であると言える。

 

 

圧倒的な金あまりでグロース株にどんどん資金が流れていったトレンドから、出遅れバリューなどコロナからの回復に伴ってしっかり業績が伴ってくるところに資金が集まるであろう。

 

特に私は引き続き、飲食業とホテル業、百貨店に注目している。

 

 

これらの業種はコロナによって大きな打撃を受けたが、このショックをきっかけに大きく生まれ変わることができた。

 

 

飲食は政府による自粛が設けられている中で、テイクアウトにより新たな収益減を得た。

 

ホテルはサービスアパートメント化でビジネス、観光以外でのホテルのあり方を提示した。

 

 

百貨店は出遅れていたEC化に積極的に乗り出した。

 

 

アフターコロナの世界で、これらの業種の本業の業績が戻る中で、新たな収益源の効果で

もしかしたらコロナ前の業績を上回るのではないかと期待している。

 

 

これからマーケット全体はコロナ後の世界を織り込んでいる。

 

 

皆様もアフターコロナの世界はどうなっていくのか想像しながら投資してみてはいかがだろうか。

 

 

 

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