タヌキれぽーと✍️

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不動産証券化マスター必勝法!!

今回は不動産ファンド関係の仕事では最重要資格である不動産証券化マスターの勉強法や問題について触れていきたい。

 

ぜひ、不動産証券化マスター受験者や受験検討者にはぜひ読んでいただきたい。

 

 

 

不動産証券化マスターとは?

不動産証券化マスター資格制度は、不動産証券化協会(ARES)によって運営される、不動産証券化の専門家にふさわしい知識とスキルを体系的に習得するプログラムだ。

 

不動産ファンドで働くにあたり、宅建と並ぶ2大重要資格の1つである。

 

プログラム内容は以下の項目になっている。

 

  1. 不動産証券化と倫理行動
  2. 不動産証券化概論
  3. 不動産投資の実務
  4. 不動産証券化商品の組成と管理
  5. ファイナンス理論と投資分析

 

 

受験希望者はまず、4月頃にARESに申請し、ARESが課すWEB講義(Course 1)を受ける必要がある。

 

Course1の受講を終えると,毎年11~12月に行われるCourse1の修了試験を受ける必要がある。

これが不動産証券化マスターを受ける上で最も難しい壁になる。(いわゆる、この修了試験が本試験とも言っていい。)

 

合格点は近年は70点弱が多く、合格率は35%とまぁまぁの低さ。受験者も不動産証券化分野に携わる人が多く、受験者レベルも比較的高いと言われるなかで、そこまで簡単ではない試験と言えるだろう。

 

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※ARES HPより抜粋

 

100点満点の試験といえど、毎年難問と言われる問題も多く、毎年中央値は60点代から70点代に来ることが多く、1,2点に泣く人も多いため、1点を削り出す意識で望んで欲しい。

 

Course1を終えれば、Course2があるが、これは3月までにレポートを出して、指定の講義を受ければ良い。正直、Course2はCourse1に比べれば圧倒的に容易で、Course1の修了試験さえクリアすれば、この資格は取ったも同然である。

 

そのため、受験者にはCourse1の修了試験のクリアに向けて全力で頑張ってほしい。

 

 

 

 

おすすめ勉強法

 

 

不動産証券化マスター合格のためのおすすめ勉強法は以下の通りだ。

 

・とにかく過去問を徹底して覚える。

 

不動産証券化マスターは過去問から類似した問題が頻出される。

 

そのため、過去問を何度も解き直し、問題・回答を暗記するまでやってほしい。

 

ARESから動画視聴や分厚い教材配布があると思うが、そちらのインプットに時間をかけるよりは、過去問ファーストでやってほしい。

 

そして、動画視聴や分厚い教材は過去問で間違えた部分の内容を詳しく理解するために使ってほしい。

 

 

項目別演習

前章では過去問を学ぶ重要性を述べたが、これらは証券化マスターの過去問から間違いやすい部分を穴あき問題として作成したものである。実際の勉強に合わせて活用してほしい。

 

過去問から学ぶ上で下記のリンクを活用してほしい。

(青字を押すと問題へ移ります。)

 

GK-TK・SPC・宅建業法・金商法・組合契約

 

不動産証券化マスター要点①(GK-TK・SPC・宅建業法・金商法・組合契約) - タヌキれぽーと✍️

 

金商法、適格機関投資家特例等業務、投資家保護法

不動産証券化マスター要点整理② (金商法、適格機関投資家等特例業務、投資家保護法) - タヌキれぽーと✍️

 

会計

不動産証券化マスター要点整理③(会計) - タヌキれぽーと✍️

 

導管性要件、税務

不動産証券化マスター要点整理③(導管性要件、税務) - タヌキれぽーと✍️

 

不動産証券化の仕組みとファイナンス

不動産証券化マスター要点整理④(不動産証券化の仕組みとファイナンス) - タヌキれぽーと✍️

 

不動産投資の実務

不動産証券化マスター要点整理⑤(不動産投資の実務) - タヌキれぽーと✍️

 

ファイナンス理論と投資分析

不動産証券化マスター要点整理⑥(ファイナンス理論と投資分析) - タヌキれぽーと✍️